介護トラブル
介護現場においては、虐待の問題や様々な事故が発生することが少なくありません。例えば、食事中の誤嚥事故や,トイレやお風呂での転倒事故などが一例ですが、超高齢化社会となり、介護施設への入所者が増えることで,介護現場では業務が多忙となっていくと、こういった事故が発生する可能性も高まっていきます。
このような介護上の事故が発生した場合には、介護者やその施設は、民事上の損害賠償の責任や刑事上の責任を負う可能性があります。
介護トラブルはいつ発生してもおかしくはありません。施設を利用する方やそのご家族は、利用開始前にしっかりと介護施設側と話し合い、施設の対応について確認をする必要がありますし、他方で、介護施設側としては、このような介護上の事故が発生しないよう職員の能力向上や施設内の点検、定期的な法的知識の習得等、万が一のことを回避すべく予防をしっかりおこなうことが重要になります。
当事務所では、このような介護施設におけるトラブルについてもご相談をお受けしております。
弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所長崎オフィスでは、今後も介護トラブルについて積極的に取り組んでまいります。
介護トラブルは、施設の方や利用者の方を問わず、事前にトラブルを防ぐことが重要です。責任の所在がどこにあるかの以前に,責任が生じるような事態を回避すべく、事前の対策を施設側や利用者側もしっかりと行うことが必要です。